仕事のミスを防ぐには?

思考の整理

どうも、てんぱーです。

今日は仕事でミスをした人に対してのケア・ミス防止について、あれこれ書きたいと思います。

※ここでの「ミス」とは人為的な失敗など、ヒューマンエラーを指すこととします。

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仕事でミスをする時

大抵の人は仕事をして生きていると思います。仕事をする上で、ミスはつきものですよね。

ただ、人間なので、誰でもミスはしてしまうもの。では、どんな時にミスをするでしょう?

疲れている時 や 分からないまま進めた時 急いでいる時など、その時々で状況は様々だと思います。

1つ言えるのは、誰もがミスをしたくてするのではなく、ミスをしてしまった、という事です。

ケア・ミス防止を目的とした場合、ミスの時の状況やプレッシャーなど、どんなバイアスが掛かっているかをよく見ておく必要があります。

ミスをした人は悪い?

ここは賛否が分かれそうですね。

僕個人としては、分かっていてやったのは「△」、頑張って間違えたのは「○」としています。

※犯罪のように悪意を持ってやった場合は「✕」ですね。

間違えたくて間違える人はかなり少ないですし、大抵が頑張ってやったけど間違えてしまったケースがほとんどだと思っています。

この場合、その「人」を責めてしまうと根本的な解決にはなりません。

 

例えば、風呂掃除の仕事があるとして、ブラシA(綺麗)とB(汚い)があるとし、CさんとDさんが毎日従事しているとします。

CさんはブラシAを常に使って掃除をしています。

 → 風呂の匂いは問題なく、利用者から不満の声は上がりません。

DさんはブラシBを常に使って掃除をしています。

 → 風呂から異臭がし、利用者から不満の声が上がりました。

毎回Dさんが掃除した時ばかり利用者から不満が上がるため、掃除の仕方が悪い!と上司が叱ったとすると、これは正しいでしょうか?

Dさんからすれば一生懸命やっているのに、毎回怒られて気分が悪くなりますよね。

 

今回は簡単な状況ではありますが、根本の原因がどこにあるか、をしっかり把握しないと本当の改善にはなりません。

「人」を責めることは百害あって一利なし、と思っています。

根本原因を見つけよう

「人」を責めてもミスの本質には辿り着けないことが理解出来ても、じゃあどうすれば根本原因を掴めるのか。

色々な手法が世の中にあると思いますが、特に大事なことは状況とミスをした人の言い分を聞くことだと思っています。

状況:先程の例にあったような使っている道具や時間、手法など、影響のある要因を把握しましょう。

言い分:その人が抱えていた背景やどうしてその行為に至ったのか、本音を引き出しましょう。

これらを聞いて初めて、全容が理解出来、問題点を把握することが出来ると思います。

問題点を洗い出すには、要因分析を行い、原因と思われる要因と結果を対比させ、結びつくか確認しましょう。

根本原因が分かれば、対策はその要因を取り除けばいいだけ、になりますので、多くの方にとって難しいことではないと思います。

まとめ

誰もが仕事でミスをしたくないと思っていても、ミスは起きるものです。

なるべく、ミスを防止するためには「人」を責めるのではなく、どんな要因が潜んでいて、ミスが起こりやすい状態なのかを把握し、解決することが大事になります。

僕個人も、つい、何でこういう事したの!?と強めに言ってしまうこともあります。。。

そんな時、あ!「人」じゃなく、要因に目を向けないと!と我に返り、反省しています。。。

 

みなさんも、つい、強く言ってしまうこともあるかもしれませんが、憎むべきは「人」ではなく、「ミスの要因」を憎みましょう。

てんぱー
てんぱー

グッと、こらえて、「何があったか、教えてくれる?」とニコッといえる、紳士な大人になりたい。

 

以上、あれこれ書きましたが、てんぱーの主観ですので、あしからず。

ではまた。

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